木質ペレット

木質ペレット(第三セクターゆすはらペレット株式会社)

梼原町には間伐時に生じる未利用材や根元材などを原料にし、固形燃料の木質ペレットを製造する工場があります。
ペレットは熱量を一定に保つことができる燃料として近年注目されている燃料で、薪や炭などと比べて安定した供給が可能なうえ、運搬性にも優れるというメリットをもっています。生産されたペレットはペレットストーブやペレット炊き冷暖房機の燃料として利用されています。循環型社会を目指す梼原町らしい取り組みといえます。

FSC®︎の取り組み

木質バイオマスとは、再生可能な生物由来の有機性資源(化石燃料は除く)のことで、木材からなるもの。木質バイオマスは石油などの化石燃料とは違い、循環的に利用できるエネルギー源で、二酸化炭素の追加的な派生を抑えることができる地球環境にやさしいエネルギーとして期待されています。
ペレットの原料には、利用の難しい間伐材や端コロといわれる林地残材が使われます。従来は未利用資源として廃棄されていたものが、エネルギー源として新たな価値を与えられることになるのです。

施設概要

敷地面積
3,008㎡
工場棟
木造260㎡+屋根ポート100㎡
製品倉庫
木造200㎡
事務所
木造12㎡
機械設備
おが粉製造機
乾燥機
成形機(2台)
併用開始
平成20年度
事業名
地域バイオマス利活用交付金事業「木質ペレット工場」
総工事費
247,486千円
運営
第三セクター ゆすはらペレット株式会社